光ケーブルの選定

光ケーブルの選定は、光ファイバの本数や種類だけでなく、光ケーブルの使用環境に応じて光ケーブルの外被も考慮して選択します。

1) 屋外光ケーブルを直接埋設する場合は、シールド付き光ケーブルを選定してください。高さ的には、黒色のプラスチック外装に2本以上の補強リブが入った光ケーブルが使用可能です。

2) 建物内で使用する光ケーブルを選択する場合は、難燃性、有毒性、発煙性などの特性に注意する必要があります。一般に、難燃・無煙タイプ（プレナム）はパイプラインや強制換気に使用でき、難燃・無毒・無煙タイプ（ライザー）は暴露環境で使用する必要があります。

3) 建物内で垂直に配線する場合は、分配ケーブルを選択できます。横置きの場合はブレークアウトケーブルを選択できます。

4) 伝送距離が 2 km 未満の場合は、マルチモード光ケーブルを選択できます。 2kmを超える場合は、中継器を使用するか、シングルモード光ケーブルを選択してください。